「ダイエット中だけどお菓子が辞められない」
こんな風に悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
実は私も長年「お菓子が辞められない族」の1人で(汗)
甘いチョコやクッキーなどといったコンビニで気軽に買えるようなものから、ケーキ屋さんのケーキやパフェ、とにかくスイーツ全般が大好きで、どうしても辞められなくて(涙)
「ダイエットのためにお菓子やめる!」
と決意しても、2〜3日経ったら誘惑に負けて、お菓子の袋を開けたらもう止まらない!!!
これで最後!
このお菓子食べ切ったら本当にお菓子明日から辞めるもん(汗)
今日だけ!
とお菓子爆食いが始まり、
あ〜またやっちゃった・・・と後悔。
我慢してるから食べ始めたら止まらなくって、時には「大量のお菓子を食べる姿を見られたら家族に変に思われるかも・・・」と自室にこもってコソコソ爆食いする時なんかもあって、
そんな時はなんだかすごく自分が惨めに感じて泣きそうでした。
なんて意志が弱いんだろう、こんな自分なんて大嫌い・・・
と自己嫌悪という負のループを何回も繰り返してきました。
だけど今だったら当時の自分に対して、
「そりゃお菓子やめれなくて当然だよ!!!」
と声をかけてあげたい気持ちです。
お菓子を辞めれないのは意志が弱いからではありません!
意思とは関係無く「脳」の機能の問題なんです。
実は、美容好きが高じて(笑)
栄養学の資格である「2つ星栄養コンシェルジュ」を取得している私!
栄養コンシェルジュの講座で学んだ知識を活かして、
今日は、お菓子を辞めたい、でもどうしても辞められなくて辛い思いをしている方に向けて、
お菓子が辞められない理由を徹底解説します!
読めば、「自分がお菓子を辞められない理由は、意志が弱いからでも、病気だからでもなんでもないんだな」
とわかって心が楽になる内容です♡
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(徹底解説)知らなきゃ損!あなたがお菓子を辞められない理由教えます!
お菓子を辞められない理由3選!
②習慣になっているから(報酬系回路が働いているから)
③ストレス
順番に解説していきます!
お菓子が太る理由
カロリーさえ気にすればご飯の代わりにお菓子を食べていいんじゃない?
お菓子だ〜いすき!
だけどダイエット中だからお菓子を食べた分、夕飯は抜いてカロリー調整している!
結果的に低カロリーだからこれでダイエットできるでしょ?
PFCバランスのCって炭水化物=糖質のことでしょ?
お菓子に含まれている、砂糖も糖質でしょ?
だったら、ご飯の代わりにスイーツを食べる!
これで糖質補給できるから大丈夫!PFCバランスはバッチリ✨
お菓子が好きな人、こんな風に思っているダイエッターさんも多いですよね。
だけど、これはダイエット的に絶対ダメ!
お菓子をご飯の代わりにするのは危険です💦
糖質にも種類がある
糖質にも種類が色々あって、
ごはんやぱん、麺、イモ類に多く含まれているのは「ブドウ糖」です。
それに対して、お菓子は「ショ糖」、果物は「果糖」という糖質を多く含んでいます。
ショ糖は、ブドウ糖と果糖がくっついた糖質です。
(※ちなみに炭水化物は糖質と食物繊維が合わさったもの)
「ブドウ糖」の特徴として、インスリンを分泌させ、栄養を筋肉に取り込む作用があります。他にも「ブドウ糖」は、脳のエネルギー源になったり血液の元になったりします。
それに対して「果糖・ショ糖」は、運動時以外は即「体脂肪」に変換される、という特徴があります。
筋肉をつけて引き締まった体になりたい!仕事でも頭をたくさん使う!
体脂肪は減らしたいし、下っ腹をキュッと引き締めたい・・・
そんな私は、果糖やショ糖ではなくて、糖質は「ブドウ糖」をメインに摂取した方がよさそう・・・
お菓子はご飯に比べて食べたら「3倍のスピードで内臓脂肪になりやすいお」という性質がある
また「ブドウ糖」に比べて「果糖」は約3倍のスピードで内臓脂肪に変換されてしまうという特徴があります💦
つまり、「ごはん(お米)」を80キロカロリー分食べたときと、
「お菓子や果物」を80キロカロリー分食べたとき・・・・
カロリーは同じ80キロカロリーでも、お菓子や果物を食べたときの方が3倍も体脂肪になるスピードが速いんです∑(゚Д゚)
お菓子に多く含まれているショ糖は、ブドウ糖と果糖が両方含まれていますが、それでもご飯や食パンなどに比べると太りやすいことには変わりありません。
お菓子を食べてもその分、ご飯をカットしてカロリー制限すればいいって思ってたけどそうじゃないんだね・・・!
その通り!
お菓子や果物にも「ブドウ糖」は含まれていますが、ほんの少し💦
だから、「ごはん」の代わりに「お菓子や果物」を食べてもほとんどインスリンは分泌されないので・・・・
栄養が筋肉にとりこまれず、省エネモードの太りやすい体質になります・・・。
代謝が気になるミドサーにとってそれは絶対、嫌!(涙)
やっぱりダイエット中は、
ごはん・ぱん・麺・イモなどのブトウ糖を適量しっかりとって、「ショ糖・果糖」たっぷりのスイーツは控えるほうがいいですね。
3大栄養素のついてはこちらの記事で解説しています!
お菓子を辞められない理由
ここまで読んで
お菓子のデメリットはわかった!
それでもお菓子を辞められない私はダメ人間だ・・・💦
そんな風に自分を責めないでください!
辞められないのにはちゃんと理由があるからです。
今日から根性で絶対にお菓子を辞めてやる!!
というのも危険です💦
無理やり根性で辞めても過去の私のように我慢しすぎがストレスになって「お菓子リバウンド」を引き起こす可能性が高いからです!
まずはお菓子を辞められない理由を解説して、その上でどうやったら辞められるようになるかも次の記事でちゃんと解説していきますね。
お菓子を辞められない理由①栄養不足だから
戦後のアメリカで食事制限を長期に行った結果、精神的・肉体的にどんな影響を及ぼすか?という研究を行った「ミネソタ飢餓実験」という実験があります。
実験は、男性ボランティアに対して半年間「半飢餓状態」にさせ、その変化を観測するという内容です。
実験における「半飢餓状態」=1日1570キロカロリー程度に摂取カロリーを制限し、歩行と肉体労働・事務作業を行わせる、というもの。
私はこれを聞いて、
1570キロカロリーとか多くない?
(当時の私は)私とかダイエット中なら、1000キロカロリーくらいに制限する時とかあるよ?
と思っていました。
・・・・・実験の結果、どうなったと思いますか?
まず「食欲」に関して、
実験後、何千カロリーと食べても治らない異常な食欲が湧き、食べても足りず皿まで舐め尽くすほどになった人もいたそうです。ジャンクフードや濃い味付けを好むようになったという味覚の変化もあったそうです。
「身体」面では、
基礎代謝の低下、体温の低下、呼吸および心拍数低下があり、
「心理」面でも、
うつ状態、ヒステリー、集中力の低下、無気力、性欲の低下・・・
実験中に故意か事故かはっきりしないが、斧で指を切断した実験者もいたのだとか・・・∑(゚Д゚)
この実験結果を聞いて、
「え〜〜!そりゃ私がお菓子やめられないのは当然だわ(汗)」と心から思いました・・・
半飢餓とはいえ実験の人たちは一般的に「基礎代謝」と言われるカロリーの食事は摂取したいたんです。
だけどお菓子が辞められなかった時の私は、基礎代謝以下までカロリーを下げていました。
「果糖・ショ糖」の特徴を先ほど
「(ご飯やパンなどのブドウ糖に比べて)3倍のスピードで体脂肪になりやすい」
と説明しましたが、
身体ってと〜っても賢いので、「飢餓状態」だと危機を感じて「早く!!早く、手っ取り早く脂肪になるものを!!!(汗)」と求めるので、
「脂肪になりやすいお菓子」を欲しくなる・辞められない
という状況になってしまうんです。
お菓子には「ショ糖」の他にも「脂質」もたっぷり含まれていることが多いです。
バターのたっぷり乗ったパンケーキや、生クリームたくさん使ったケーキなど・・・
脂質もタンパク質や糖質に比べて1gあたりのカロリーは倍で高カロリー!
ショ糖と脂質がたっぷり入った「お菓子」って効率よく太るのには効果的なんだね💦
私は自分のしていたことが恐ろしくなり、それで「お菓子やめられない自分は意志が弱くてだめ!」って責めていたことが、心から間違っていたと気づきました。
大事な自分の身体に謝りたい気持ちでいっぱいです・・・。
お菓子が辞められない!と言っている方の多くは
「必要な栄養が足りないから」という人はすごく多いです。
自分はそんなことない!という方もミネソタの飢餓実験を思い出してください。
基礎代謝と同等のカロリーに制限している、(もしくはそれ以下)
その状況を数ヶ月〜数年行なっている、という方は十分、栄養不足です!!!
お菓子が辞められない理由②習慣になっているから(報酬系回路が働いている)
食事を食べると脳の中で「報酬系」と呼ばれる神経回路が働きます
(脳の前頭前野に存在)
これが働くと人は「快楽」を感じます。
大昔人間が狩りに出て食物を調達していた頃、狩りは危険がいっぱいでした💦
しかし、食事には「快楽」があるので危険を冒しても狩りに出かけることができ、
結果として飢えずに生き延びることができたのです。
「快楽」がなければ、わざわざリスクを冒してまで狩りに出かけないよね💦
そうなんです!
「報酬系回路」は、人間が生き延びるために備わっていった、本能です。
人間は食事を食べ始めると「報酬系」が全開となり
「今のうちにたくさん食べて飢餓に備えたい」と脳は感じてしまいます・・
豪華な外食や食べ放題に行ったときを思い出してみてください!
「うおおお( ゚Д゚)うまあああああい」
と、とてつもない「快楽」がありましたよね?w
中でも脂質が多いものや果糖が多く含まれているものは、
大昔の人間にとって効率的にエネルギーを確保できるものだったので、食べ物の中でも、強烈な報酬系=快楽を感じてしまします。
また、強烈な快楽は次の日や少し時間がたっても
「もう一度食べたい・・」
と欲求も再燃しやすくなります(´;ω;`)
これが、お菓子は中毒性があって、「また食べたい!もっと食べたい」となってしまう理由です。
女性なんかに多いスイーツ依存、
毎日チョコを食べないとイライラして落ち着かない!
我慢が出来ない・・・
なんて人は、かなり「報酬系回路」に依存している状態になっています。
また、食べすぎにより体脂肪が一度増えてしまうと、食欲を抑えるレプチンというホモンが効かなくなってしまい💦
食べたいという意欲が増してしまします・・・。
つまり食べれば食べるほど、もっと食べたくなってしまうってことだね!!
大昔の「狩り」で食料を調達していた時代は「報酬系回路」がなかったら生き延びれてなかったと思うんですが・・・
今のこの「飽食の時代」で「報酬系回路」が残っているから逆に人は肥満などに苦しんでいますよね・・・
現代において「報酬系回路」ってもう必要ない機能だから、早く時代と共に人間も進化して、脳から「報酬系回路」がなくならないかな?笑
そんな都合よくはいかないですよね・・・^^;
報酬系回路脱却のカギは??
じゃあどうやったら報酬系回路を脱却してお菓子を辞めることができるの?
脳の記憶は1~2週間短期記憶として保存されるので、高脂質・果糖たっぷりの食事をとると1~2週間以内にまた食べたくなってしまいます・・・。
この状態から脱却するために、せめて1週間だけでも脂質の多い食事や過食を控えることで、繰り返しの欲求を鎮めることができます✨
しんどくても1週間は我慢!!!
これ、やってみるとわかるんですが・・・
低脂質・果糖の少ない食事を始めて、1週間たつと、驚くぐらい、これらのものを
「食べたい!」と思う気持ちが少なくなるんですΣ(・□・;
ダイエット中は「ちょっとだけ・・」と思って少しでも高脂質・果糖たっぷりの食事をとってしまうと「報酬系」の快楽とまた1週間戦う羽目になってしまいます💦
そのため、ダイエット中は可能な限り低脂肪・果糖を含まない食事にした方が結果的に自分が楽できます✨
お菓子が辞められない理由③ストレス
人間はストレスがかかると脳の「大脳皮質前頭前野」の機能が低下すると言われています。
前頭前野は脳の中でも感情を司っている部位です。
前頭前野の働きが弱くなると感情や抑えていた衝動が我慢できなくなって、ついお菓子を暴食・・・なんてことにもなってしまいます。
現代社会はストレスがたくさんあるから本当にこれは難しいものなんですけど・・・
私が以前通っていたパーソナルトレーニングの生徒さんの中で毎日深夜まで残業でストレスも多い仕事をしている方がいたそうで・・・
ダイエットしようにもどうしてもストレスや環境面での問題が多すぎたそうで、
レッスンを続けるうちになんとその方はお仕事を辞めて別のお仕事に転職したそうです∑(゚Д゚)
これを聞いて
「えー!そこまでするの?💦」
と私は思ったのですが、
その生徒さんは転職後は早く帰宅できるようになり、心身ともに健康を取り戻してダイエットに成功することができたそうです。
そしてその生徒さんは
「ずっとあの職場にいたらダイエットどころか体も心もボロボロになっていたと思う。
離れることができてよかった」
と言っていたそうです。
この例は極端かもしれませんが、私は「やっぱり健康が1番大事なんだな」としみじみと思いました。
もちろん仕事にストレスがあっても、急に仕事を辞めたり転職したりするのは難しい方がほとんどだと思います。
だけど、仕事のストレスが原因で過食が止まらない、など生活に支障が出るくらい困っているのであれば一度病院を受診して相談することを勧めます。
止める以外にもしばらくお仕事を休んだり、部署異動させて貰ったりして、元気になった私の友人も何人もいます。
仕事・苦手な人・家庭・子育て・・・
ストレスの元になっている人・状況からはなるべく離れた方がいいのですが、すぐ離れることが難しいこともたくさんありますよね。
そんな時はたくさん寝たり、ストレスにならない程度の運動(散歩など)や打ち込める趣味(なんでもOK!私の場合は漫画の一気読みw)
を見つけて、できるだけこまめにストレス解消できるようにしましょう。
最近はストレス解消に「痩身エステの初回激安体験」でリラックスする♡
というのもハマっていてお勧めです✨
高額なイメージのエステですが初回体験なら1000円〜5000円程度で体験できて、ストレス解消を兼ねた気分転換にぴったりです!
自分の身体は一生乗り換えの効かない1台の車、という表現を聞いたことがあります。
心も身体も大事にケアしてあげましょう✨
お菓子を辞められないのは自分のせいじゃない!
私はずっとお菓子が辞められないのは
私の意志が弱いから、
ダメだから、
とずっと自分のせいにして悩んでいました。
そして自己嫌悪から自分が嫌いになるという負のループ・・・
だけど栄養のこと・心のことを学んで「それは間違っていた」と知りました。
私がダメだからでも心が弱いからでもなくて、誰だって栄養不足でストレス過多な状況になったら食欲が暴走して当然なんだとわかったし、
身体はずっと自分のことを守ろうとしてくれたのだと知りました。
大事な自分の心と身体、ケアしていきましょうね!
これらを踏まえて、次回の記事では具体的な「1ヶ月でお菓子爆食い卒業プラン3STEP」を解説していきますね!
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